大阪のボケとツッコミ

つっこみについて、バカにすると言うよりは「バカにされる要素を自ら散らし、拾ってもらう」の型かもしれません。
それと「大阪の笑いの基本」ではなく「漫才の笑いの基本」ですね。

本気で人をバカにしたり、批判したりするのではないので、混合して考えることはできません。
例に挙げているものも、また違った考え方が必要です。質問者さんがごちゃまぜにしすぎているだけで、区別して考える必要があります。

バカ話批判話するのはしんどく感じませんし、もっと気楽に笑いを楽しめる方がしんどくありませんん。漫才に限らず笑いの根底には ”他人を馬鹿にする事から来る笑い”があります。

娯楽要素には「ある程度の”無責任”」が必要というのもよく言われます。

他人を低く見る、(そんなバカなまねは自分はしないから)、というのも一種の”無責任”ですよね。
他人のバカを笑うのは落語もおなじです。
年をとってもこの形式に対する笑いは「娯楽」として成り立ちます。(個人差はあるかもしれません)なので、若い人は人をバカにしたり批判したりするのに何も苦に感じないかもしれませんね。

そういった、ジョークを小さいころから生活の中で学んでいる大阪人はボケと突っ込みを常にコミュニケーションの中心においているといえるでしょう。